経営を成功させるには、どんなに有能な経営コンサルタントがいても、経営者に「優れた経営能力」と「人徳」がなくてはなりません。
そして、この二つを手に入れるには、「六法心」という考え方が必要になります。この点で業務用フェイシャル機器を扱う有名な経営者がおります。
六法心とは、「前後左右」および「上下」に心して相対する姿勢を表した言葉です。
副社長以下の立場であれば、誰かに自分の判断をジャッジしてもらうことができますが、経営者=社長の判断が間違っていた場合、即座に会社が傾いてしまうおそれすらあります。
ですから、経営者は前後左右に注意するだけでなく、上下を含めた六方に注意しなければならないのです。
それを意識しつつ経営することで、自然と経営能力は向上して行きます。
また、経営して行くうえでは、いろいろな人と関わることになりますが、目先の利益だけを考えた行動をしていると、人は離れて行ってしまいます。
長期的な成功を望むのであれば、目先の利益だけでなく、六法に気を配る思いやりを身に付ける必要があります。
それにより、人徳も自然と身に付けることができるのです。